プレオルソとは
歯が正しく並ぶようにサポートします
「プレオルソ」とは、マウスピース型矯正装置で、歯並びの乱れの原因となっている、お口まわりの筋肉のバランスの悪さや、悪癖などを改善することで、お子様の受け口や出っ歯などを治療する方法です。歯は、舌・頬・唇などの筋肉のバランスに応じて並んでいくため、このバランスに問題があると、歯並びが悪くなってしまいます。プレオルソでは、歯を直接動かしていくのではなく、筋力のバランスなどを改善することで、歯が正しい位置に並んでいくようにサポートします。
プレオルソの特徴
ご自宅で簡単に着脱できます
プレオルソは取り外し式のマウスピース型矯正装置で、ご自宅で簡単に着脱できます。そのため、治療中もお口の中をしっかりケアすることができるので、虫歯リスクが低減します。また、痛みや違和感も少ないので、お子様への負担が抑えられます。
学校へ付けていく必要はありません
プレオルソの装着時間は、「日中1時間+就寝中」です。学校に付けていく必要はありませんので、治療中もお友達の目が気になりません。日常生活にほとんど影響がない状態で、治療が受けられます。
根本から原因を改善するので後戻りしにくい
プレオルソでは、歯並びの乱れの原因となっている、お口まわりの筋肉のバランスの悪さや、悪癖などを、根本から改善していきます。そのため、治療後も後戻りしにくいとされています。
将来の負担が軽減できる
プレオルソにより、お子様のうちに歯並びの原因を根本から改善することで、将来、本格的な矯正治療が必要となった場合でも、治療期間が短縮できたり、仕上がりが良くなったりする可能性が高まります。
歯型取りの必要がない
プレオルソのマウスピースは、歯型取りを行う必要がありません。また、調整が簡単なので、治療にかかる費用が抑えられます。
プレオルソの種類・適応症例
プレオルソには、「TypeⅠ」「TypeⅡ」「TypeⅢ」の3つのタイプがあり、症例に応じて使い分けます。
TypeⅠ
主な適応症例
出っ歯(上顎前突):横から見た時、上の歯が前に突き出ている
過蓋咬合(ディープバイト):噛み合わせが深い
TypeⅡ
主な適応症例
叢生(そうせい):歯が凸凹に並んでいる
開咬(オープンバイト):前歯が噛み合わない
TypeⅢ
受け口(下顎前突・反対咬合):横から見た時に、下の歯が前に突き出ている
逆被蓋:噛み合わせた時、上の歯が下の歯を覆っている